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症状について

甲状腺の病気にはいくつか種類があります。ここではその疾患と症状をご説明します。自己免疫疾患という自分の体を攻撃してしまう抗体を作ってしまう病気の1つでもあるバセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰に作られる病気です。

20代~30代の若い女性に発症する事が多い病です。これはホルモンが過剰に分泌されて代謝が亢進するのでそれほど動いていないのに体が暑くなり大量の汗をかくという現象がおこります。

食欲も旺盛になりたくさん食べるようになります。しかし代謝が早すぎる為に体重はどんどん減少していきます。精神的に現れる現象としてイライラして怒りっぽくなったり落着いていられなくなるなど活発化するようになります。

その反対に体は疲れやすくなり脈拍も早くなることから動悸が激しく息苦しさを覚えます。その息苦しさは何もしなくてもジョギングを常に行っているかのような状態なので歩いたり立ったり座ったりするだけでも著しく体力を奪っていきます。

倦怠感を一日中感じる事もあります。手足にしびれが出てペンが持てなくなってしまい字が書けなくなったり、箸やスプーンなど持っているものを落としてしまう事もあります。

パセドウ病にかかる人の約15%程度が親や兄弟、姉妹等の親族も同じ疾患にかかっている事が研究でわかっています。その為に遺伝的な原因もあるのではないかと考えられています。

このパセドウ病とは逆にホルモンの分泌量が少なくなってしまう病気が橋本病という疾患です。この橋本病はホルモンの作りだされる量が少なくなってしまう為に新陳代謝が悪くなります。

その為、疲れや眠気、だるさが強くなり何かをしようというやる気が起きなくなってしまいます。食欲は無くなるのであまり食べていないのに体重が増えてしまったり、貧血や皮膚の乾燥、髪の毛が抜けてしまうなどの現象が現れます。

甲状腺自体が腫れたり大きくなったりしこりが出来て形が変わったり、そのままの形で肥大する事を甲状腺腫と呼びます。治療はホルモンの分泌量を正常にすることを目的とし行われます。

ホルモンの量が正常であれば体に変化は起きません。 抗甲状腺薬治療という薬を服用する場合や放射性ヨード(アイソトープ)治療、手術(甲状腺亜全摘出術)といった治療が疾患の状況や体調によって合わせて行われます。