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働きについて

甲状腺という言葉を聞いた事があるでしょうか?これは私達の喉仏の下あたりにある蝶のような形をした臓器の名称です。

普段はあまり気にする臓器ではありません。大きさも3㎝~5cmくらいの小さなもので重さも15g~20g程しかありません。小さな臓器ですが私達が毎日、正常に動けるようにたくさんの役割をしてくれています。

この甲状腺になんらかの異常が起きると体のあちこちに様々な症状が出ます。あまり良く知られていない臓器ですが一体どのような役割を体の中で行っているのでしょう。この臓器は甲状腺ホルモンという物質を分泌しています。

このホルモンは体の中で大事な仕事をたくさんしています。例えば体内の脂肪や水、たんぱく質を古いものから新しいものに交換して細胞を活性化しています。これは一般的に新陳代謝がよくなるという現象です。

しかしこの機能が正しく動かなくなるとあまり食べていないのにどんどん体重が増加したり、食べても食べても体重が減ってしまったりします。髪の毛が抜けてしまったり肌が乾燥してカサカサになってしまう事もあります。

甲状腺ホルモンは体温の調節をする役目もしています。この機能が上手く働かなくなると少し動いただけで大量の汗をかいたり、ずっと熱が高い状態が続きだるくなったりします。逆に体が暖房などにあたったり温かい服を着ても体温が上がらなかったりします。

他にも私達の体の成長や代謝の促進、細胞の修復などを行う成長ホルモンを作る場合にも作成の手助けをする役割りをしています。

たくさん眠っても疲れが摂れずに、ずっとだるさが続いたり、やる気が起きなくなってしまったり逆にイライラして常に怒っているような興奮状態になったりします。

心臓の動きや腸の動きを円滑にする役目もしています。この機能に異常が起きると脈拍が早くなり激しい運動をした訳でもないのに動悸が激しく息が苦しいなどの症状が現れます。

腸の働きも正常に行われなくなるので便秘が続いて苦しかったり軟便や下痢が続いたりもします。私達、人が生きて行くには欠かせない基本ともいえる機能を正常に動かす為に欠かせない臓器です。

このように、様々な役割を担っている甲状腺ホルモンですが分泌する量が多すぎても少なすぎても私達の体は正常に動かなくなります。その適切な分泌量を絶妙なバランスで保っているのが甲状腺なのです。

体の不調が続いて原因が分からない場合は甲状腺の病気かもしれません。大事な働きがある臓器ですから早めに病院を受診して早めの治療を目指しましょう。