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腰椎すべり症とは

腰椎すべり症とは、腰椎が慢性的にゆがんでしまっている状態です。多くは変性すべり症といって加齢とともに脊椎の関節や靭帯がゆるんできて、脊椎をまっすぐ支えられなくなる状態です。

腰椎は、筋肉や靭帯、椎間板などといった組織で支えられていますが、加齢や普段の姿勢などの生活習慣により、柔軟性や耐久性といったものが衰えてしまいます。

この状態が続いてしまうと、腰椎を支える力が衰えてしまい、少しずつに前のほうへとずれてきてしまいます。

このようにすべっていく症状ををすべり症と言い、結果、体は歪み、その歪んだ体を支えるために筋肉にも大きな負担となります。そして筋肉が耐え切れなくなったときに、すべり症の痛みとして感じるのだそうです。

腰椎が前方へすべってしまうということで「腰椎すべり症」と呼ばれています。腰が曲がっている人の多くがこの状態で、脊柱管狭窄症を合併することが多いです。

このすべり症は、身体を酷使する機会の多いスポーツ選手に多く見られる症状の一つで陸上選手などにとっては職業病の一つとも言われています。

脊椎は走ったり飛んだりなどの激しい運動をした時に発生する着地の衝撃を吸収する役目を持っています。しかしこの衝撃吸収が繰り返されることで、椎弓根の根元に疲労骨折が起こり、すべり症や脊椎分離症を引き起こすのです。

このすべり症は一般的には激痛となることは多くありませんが、症状が進むと歩くことも困難で、わずかな段差にもつまずいてしまうなど大変な思いをするようです。足の痺れ、腰痛などの症状が出たら早めに医師の診察を受けて治療することが一番です。